• 港区女子ってどんな生活何だろう
  • 住んでみたいけど家賃高そう
  • スーパーってあるのかな
  • 何もかも高そう
  • 年収がいくらあったら住めるのかな

    こんな疑問に港区に住んで25年以上「麻布十番に9年住んでいた私」が、お答えします。

    ただ、みんながイメージしがちなキラキラな「港区女子」じゃない。ザ庶民でふつーうです。いや地味かもです。

    目次

    東京都港区という場所

    「港区アドレス」っていう言葉がある。港区という住所がひとつのブランドでステイタス。

    「名刺の住所が”港区”だと価値や信用を得られる」と、起業した人が話していた。

    地方の人は東京をひとくくりにしますが、まったく違う。東京にはヒエラルキーがあり港区はダントツ。家賃相場、所得額、富裕層数など常にトップなのです。

    東京の所得ランキング

    年収・収入に関する総合情報サイトより

    平均の年収が1126万。富裕層が集まっている。東京に限らずどの地域にもヒエラルキーはありますよね。

    こんな家賃の高い場所に住むなんて馬鹿だ!わざわざ家賃の高い場所に住む必要はない!と避ける人。

    便利だし良い場所だから高くても住みたいと憧れる人。これはもう考え方や価値観の違い。

    でも「住めるけど、住まない」と「住みたいけど、住めない」では違う。

    この記事は、後者の

    • 住みたいけど、住めない
    • 住みたいけど、実際は港区ってどうなの

    と、いう人に向けて書いてます。

    ただし、再度言います。港区民のヒエラルキーの中で、下層にいる庶民の私の視点です。

    始めての港区暮らし

    西新宿生れだけど港区に住むことが私の憧れでした。

    港区で始めて住んだ場所は「 麻布十番1丁目」駅から3分の場所。

    物件が決定した当日、入居するマンションを眺め、麻布十番商店街を散策し「ここに住めるんだ、夢が叶ったんだ」と高揚感でいっぱいだったことをいまも鮮明に覚えてます。

    この日から2ヵ月後。

    六本木ヒルズや東京タワーを眺めながら暮らす「港区女子」になりました。とは言っても、当時はそんな言葉はなかったけどね。

    港区女子とは

    • キラキラした生活を港区内だけで送る
    • 港区以外を受け付けない
    • 自分の外見に自信がある
    • それに見合う場所と男性を求める
    • 経営者や有名人とお近づきになれるエリアを拠点

    上記を軸に行動する女子達のことを「港区女子」と称する。

    こちらに港区女子が狙うハイスペック男性のこと書いてます。

    1. » 婚活で出会った「ハイスペック男性3人の職業」始めて感じた恐怖

    理想の物件を引き寄せる

    話が少し逸れますが、住みたい場所に住むために必要なのが「物件探し」

    ただ、この物件探しが大変。

    なんといっても物件探しは行動力+タイミング+運」だからね。

    物件なんてネットで検索すれば簡単って思う?これが以外とそうじゃない。

    それにネットに公開されている物件は「おとり物件」だったりする。それに、まんまと引っ掛った私。

    魅力的な物件をを見つけ、すぐに不動産会社に連絡。アポを取ってから行くとこんな言葉が。

    「あー!タッチの差で別の方に決まってしまいました~」と。

    数分前に決まったかのような言い方ですが、これは演技。お取り物件でお客さんを呼び他の物件を紹介する魂胆。

    結局、自分が気に入る物件は他の人も気に入る。だからネットで公開される前に決まっちゃうんです。

    私はとても親切な担当者と出会いましたが、時期も悪く人気エリアなので空室物件が少なかった。

    それでも、諦めない担当者が何度も連絡をくれて、3回目に行ったとき麻布十番の空き予定物件情報が偶然2件入り、そのひとつに決まりました。

    行動力+タイミング+運。これに限る。

    狭い部屋と高い家賃

    港区の家賃が高いことはわかっていたけど、ワンルーム8万とかもあったので、なんとかなるって楽観的でした。

    ただ、ワンルームって広さはいろいろ。こちら8万は「アパートの16㎡」で激狭だった。

    • 20㎡以下は無理
    • 最低25㎡は欲しい
    • オートロック
    • ベランダ
    • 収納
    • 室内洗濯機置き場
    • バストイレは別

    理想を上げたらきりがないですが、決めたのは24㎡の駅から3分で家賃13万円弱でした。

    家具を入れると想像以上に狭い。置きたくても置けない家具、入りきれない洋服。

    すべて泣く泣く処分しました。それでも、これからの生活に高揚する気持ちの方が勝った。

    ここには3年住んで、その後もう少し広い部屋に引越して6年。トータル9年麻布十番に住みました。

    港区の物価 

    麻布十番には有名な商店街がある。100円ショップも普通のスーパーもある。自炊をすれば他の地域と変わらない。

    当時はピーコックがあったけど、いまはビオセボンになってる。他にもダイエー、ナニワヤ、海外の食品がたくさんある日進、成城石井、商店街を抜けたらヒルズのリンコスもある。(※日進は移動して縮小されてます。2021.2月)

    家賃の高さ以外スーパーは庶民の味方。生活用品も高いとは感じません。

    飲食店はたくさんありますが、庶民の私は外食はせず会社にはお弁当を持参し自炊する日々でした。

    ただーし!せっかく麻布生活。休日は高級なお店を巡りランチを満喫してました!

    私が見た富裕層の普段着

    富裕層だらけの港区ですが、これを私がいちばん実感するのは「普段着」

    近所の買い物って普段着で行くでしょ。コンビニやスーパーで見掛ける人の服が、あたり前のようにブランドなの。

    この前、気になってつい見ちゃった人。

    • 上下のトレーナーがルイ・ヴィトン
    • サンダルがシャネル

    家からふらっと買い物に来たとわかる、トレーナーのシワや履き込んでるサンダル。私なら一張羅レベルだわ~

    汚れやシワも気にしないでブランド服を普段着に出来ちゃうって、富裕層の証だと思ってる私です。

    港区生活のメリット・デメリット

    港区暮らしのメリット

    • 必要なものはすべてある
    • ダントツの便利さ
    • 通勤は30分以内(徒歩通勤込)
    • 満員電車に乗ることない
    • 移動時間に苦痛がない
    • 不審者がいない
    • 目の保養になるマンションや人が多い
    • 大病院が集中している
    • 区民検診が充実してる
    • 大使館が多いため警備が至る所でされている

    港区暮らしのデメリット

    • 家賃が高い
    • ファミレスが少ない
    • スポーツジムの料金が高い
    • クリーニングの料金が高い
    • 港区価格が存在する

    港区暮らしのモチベーション

    キラキラした華やかな生活はまったくない私。

    東京カレンダーでよく特集される港区。そこに掲載されているお店は、ご近所だけど行ったことない。

    住んでいるだけでルンルンする。きっと港区に住みたい人は同じ気持ちだと思う。「港区の高揚感」って、わかるわ~

    「この街に降り立てば、いくつになってもワクワクが止まらない」編集者の方わかってますね!

    「都心に住む」六本木ヒルズのTSUTAYAで見つけて即購入。港区の物件は常に興味ある。

    有名人と素敵な一般人に遭遇する

    麻布十番に住んでいた頃は、毎日有名人に遭遇してました。

    • Aスーパーで布袋さん
    • Bスーパーで今井美樹さん
    • ビデオ店で矢沢永吉さん
    • 薬局と自宅裏で叶姉妹
    • コンビニで安室ちゃん
    • ジャニーズ(多数)

    まだいっぱいいます。

    スタイル抜群のモデルに見惚れ、カフェでは白髪の70代位の女性に目が釘付けになった。

    真っ赤なマニュキュアとリップ。そしてハイヒールで座る姿が雑誌の表紙のようにカッコよかった。

    素敵すぎる一般人が普通にいる。家から1歩外に出ると華やかで刺激を感じる場所と人がいる。これが麻布なんだと感じます。

    お給料はいくら必要か?「麻布十番で暮らしたい人へ」

    一番のネック。家賃の問題さえクリアしたら十分住めると思います。

    賃料+食費(外食込)+雑費(生活用品)+通信費(携帯・wifi・ガス電気水道・他)+買い物+保険。

    家賃に比重が掛かりますが、当時の私は給料25万+貯金で暮らしてました。

    家賃引いたら10万しか残らない。これでも住めた。

    ただし、わかりますよね。キラキラ生活など無縁です。週一おしゃれなお店で外食なんてありえません。貯金がまあまあ有ったのでなんとかなると思ってた。

    でも、このままでは破綻します。私は運がよく?人事異動で残業ゼロから多忙の部署に異動。偶然ですが良かった。

    それから数年後に転職して給料アップ。あと週1~2回だけ1年間バイトもしました。

    ということで、家賃額にもよるという前提で、ワンルーム(25㎡)には最低25万は必要だと思います。

    港区生活に憧れる、港区に住んでみたい、考えるとワクワクする人。刺激と高揚感できっと楽しく暮らせるはずです。

    大丈夫!安いお店や穴場もあるから。麻布十番に9年住んでいた「港区女子(下層)」の暮らしでした。

    【追記】新居探しで出会った家賃250万!

    結婚で新居探しをした際の話を少し追加します。

    超一等地のタワマンやマンションを内見したときのこと。

    • 「どうなればここに住めるの?」
    • 「どれだけ稼いだらここに住めるの?」

    毎回カルチャーショックを受けました。

    お金の問題だけじゃない。厳しい審査をクリアしないと住人になれない。

    たくさん物件巡りをした中で、記憶に残るマンションは家賃250万の部屋。

    1ヶ月250万だよ!もう笑うしかない。

    「誰がこんなとこ借りるのよ」「掃除も大変だよ」

    以前の住人はシカゴの外国人らしい。転勤で住んでたから家賃は企業持ちらしいです。なるほどね。

    超高級マンション巡りの12件の感想

    好奇心と興味と趣味が一致したので楽しかった物件巡り。の中で忘れられないマンションがこちら。

    某人気モデルさんと有名経営者が退去した部屋を内見しました。

    この部屋のバルコニーからの眺めは究極の理想。あ~羨ましい。そして世界が違う。

    おわり。

    記事のまとめ

    • 麻布十番に住む女性の暮らしとお金
    • 港区暮らしのメリット&デメリット
    • 毎日感じる高揚感や住人達
    • 港区に住みたい人にへ
    • 家賃250万&高級物件巡り